なんだか元気が出ない時は…
2020年からのコロナ禍で、誰もが不安や心配事の増えた生活をしていると思います。
外出や交流もしにくいので、気持ちがますます落ち込む…という悪循環に陥らないよう、気を付けたいですね
気分が上がらない時は、オレンジ色がおススメ
元気の出ないこころを優しく引き上げ、ショックを吸収してくれる色なので、オレンジの花を眺めてみたり、衣服や小物、食物や文房具などで生活に取り入れるといいですよ
気持ちが落ちてしまう時って、「私は尊重されていない」「誰からも大事にされていない」という思いが根っこにあったりします。
例えば、
ひたひたとした静かな悲しさ
拗ねたような、ねじれた気持ち
どうせ私なんて、という諦めのような思い
そんな風に感じられているものです。
私たちは、関係性のなかで自分というものを見る、そんな習性のある生き物なので、周りの人が自分をどのように扱うか(厳密にいえば、自分がどのように扱われたと自分で思ったか)が、自己価値をはかる時の重要な要素だったりします。
他者の言動はコントロールできませんから、その予測不可能なものにしょっちゅう自己価値が脅かされるというのは、何とも居心地の悪いものですね
では、どうしたらいいんでしょう?
人によっては、自分の中にある過小評価を癒すということも必要だったりしますが、自分との対話の入り口として、次のようなことが有効です。
以前、「感情の波を乗りこなすヒント」にも書いたように、自分のこころに浮かぶ思いを、少し引いたところから、否定せずにそのまま眺めてみること。
そして、それらの思いに寄り添ってあげたいと感じたら、
そういう風に思ってたんだね
ずっとしんどかったね
気づいてなくてごめんなさい
いま気づいたから、もう大丈夫だよ
そんな言葉を自分に掛けてあげたり、もしくはただそっとそばにいる感じをイメージします
あぁ、気持ちをわかってもらえた…という安心を感じて、涙が出ることもあるかもしれません。
寄り添う感じを、一人ではなくパートナーに手伝ってもらいたい、という場合には、お願いしてハグしてもらったりするのも、アリです。
逆に、浮かんでくる思いや感情に飲まれそうで怖い、見つめたくない、という場合には無理をせず、「自分にとって安心やリラックスを感じられること」をしましょう。
温かいお茶を淹れたり、好きな音楽を聴いたり、肌触りのいい毛布にくるまったり、ソファに寝転んで漫画を読んだり。
自分がホッとできることであれば、どんなことでもいいんです
そうやって、こころが少し落ち着いて、エネルギーが貯まった状態になるまで待ってあげることを、自分に許可します。充電ですね。
ゆっくりするのに飽きてきたら、誰かとお喋りしたり、遊びに出かけたり、本を探しに書店へ行ったりしたくなるかもしれません。
それもまた充電のひとつなので、こころのままに
皆さんにとって、明日も心地よい一日でありますように…