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自律神経の4つのモードとは

セッションや講座でもお伝えしていますが、自律神経はこころの状態と密接につながっています。
なので、身体を使うワークを通して自律神経を調整することは、こころの安定にとても役立つのです。

交感神経のメインは、サバイバル状態の「戦う・逃げる」モード。
副交感神経には、以下の3つのモードがあります。
1人でゆっくりと過ごす「休息&消化」モード
他者との交流を楽しむ「つながる」モード
凍りついてシャットダウンする「極度の温存」モード

交感神経も副交感神経も、ほどよい状態がうまくスイッチングしていると心地よく過ごせますが、「極端な状態が自分にとって日常」になっていると、ほどよいところに留まるのが難しくなります。

例えば、仕事で忙しく神経を使いながら、交感神経が過度に活性したモードで毎日過ごしていると、帰宅してからもうまく副交感神経に切り替わらず、ぐっすりと眠れなくなるといった感じです。

身体が限界に達するまでそういう状態が続くと、ある日突然、ブレーカーが落ちるように極端なシャットダウン状態になります。
誰にも会いたくない、何もしたくない、ウツっぽいなど、過度に副交感神経の働く「極度の温存」モードです。

そんな風に、交感神経と副交感神経の切り替わりがとても極端な形になっていると、「適度な活性状態でラクに過ごす」のが、どんな感じなのかわからない…となってしまうのですね。

なので、神経系のスイッチングを程よく促していく、心身の調整ワークがとても大切なのです。
セッションや講座でも、自律神経のメカニズムをお伝えするとともに、調整ワークを日頃から行っていくことを、セルフケアの一環としてお勧めしています。

対人支援のお仕事をしている方は特に、ご自身のメンタルケアに役立てつつ、支援中の方々への助言として「自律神経の調整」について是非伝えてもらえたら…と願っています。

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